【5】セルフモニタリング
ぜんかいのおはなし:
子どもの考え方は近しい大人、とくに母親の「説明スタイル」を受け継ぎやすい。
「そう考えるのが当たり前」だと思っていた自分の考え方の癖にさえ気づければ、気に入らない思考回路は作り直せる。
というわけで初のエクササイズ編。これがやりたかったんだよ!長かった!
【自分の考えていることをモニタリングしよう】
どんな改善もまずは記録から。
まえに書いたように、自分の頭の中の4割は「意識されない」思考です。
なにか嫌な気分になったら、ちょっと立ち止まって「なにを考えたのか」確認してみましょう。
「面倒くさい」か?
「気持ち悪い」か?
「くだらない」か?
「つらい」か?
「自分はだめだ」か?
「そんなことしても意味ない」か?
「つまらない」か?
「いますぐ死にたい」か?
確認できたら、「と思った」を付け加えて言葉にします。
「面倒くさいと思った」。
さらに、「思ったことにわたしは気づいている」でもう一度。
「面倒くさいと思ったことにわたしは気づいている」。
エクササイズのコツは、
①自分の感情が動いた瞬間に、盗塁を絶対に許さないキャッチャーのごとく考える前に送球すること。
②「面倒くさい」という感情に気づいたあと、「面倒くさいなんて考えるからわたしはダメなんだ」などと自分をさらにハンマーで殴らないこと。
このエクササイズは応用範囲が広いです。
たとえばダイエット中に「チョコが食べたいと思っている」「チョコが食べたいことにわたしは気づいている」と繰り返すことでなにも考えずにチョコを食べてしまうことを防止するのにも使えます。
やめたい行動や考え方の癖がある人は、ぜひ使ってみてね!
本日の参考図書
メンタリストDaiGo『ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法』マガジンハウス
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感情や記憶で遊びます!